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セルフメディケーションのポイント

健康に過ごすためには、自分の健康は自分で守ることを意識し、積極的に健康管理にかかわることが大切です。そのためには、病気やくすりについての正しい知識を身につけることが必要です。正しい知識があれば、軽い症状を自分で改善したり、生活習慣病の予防や健康維持に役立てることができます。

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上手に市販薬を使う

かぜや腹痛、軽いけがなどの体調不良を起こすことがしばしばあります。こんな時 薬をのむ、小さな傷にバンソウコウを貼る、疲れたときにビタミン剤をのむなど市販のかぜ薬、頭痛薬、胃腸薬、傷薬などを利用無理せずむ、これでることも多々あるでしょう。市販薬(OTC医薬品)を使った上手なセルフメディケーションで、軽度な体の不調は自分で手当てすることができます。

2

規則正しい生活を心がける

普段から適度な運動と栄養バランスのよい食事、十分な睡眠時間を確保し、もとから備わっている自然治癒力を高めることです。日ごろからの健康管理により、健やかな生活を送ることにセルフメディケーションのもっとも重要な目的があります。不規則な生活や食事、睡眠不足などの不摂生を続けると、体力や抵抗力が落ち、かぜをひいたり、長引いたりすることにもなりかねません。また、日ごろの不摂生が、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病を発生させる原因になります。

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かかりつけの薬剤師や登録販売者を持つ

自分の体質や状態、症状に合ったくすりを適切に使用するために、薬剤師や登録販売者のアドバイスを受けましょう。かかりつけの薬局や薬剤師や登録販売者を決めておけば、自分の体質に合ったアドバイスを受けられます。また、医師から処方されるくすりとの重複利用による悪影響や、のみ合わせによる副作用なども防ぐことができます。
自分ののんでいるくすりを正確に知り、副作用などの問題を防ぐためには、くすりの記録をつけるのもおすすめです。この記録は、医師や薬剤師にくすりの情報を伝えるときにも役立ちます。

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自分の健康状態と生活習慣をチェック

セルフメディケーションの基本として、自分のからだの状態を知っておくことが重要です。健康診断の結果に注目し、かかりつけ医に相談しながら生活習慣を見直します。最近では、家庭でも体重だけではなく、体脂肪、血圧、尿糖などの測定機器や検査薬が販売されており、日ごろから健康管理が手軽にできるようになりました。家庭でそれらの測定機器を使い、自分の健康状態を確認し、健康管理の意識を高めていきましょう。

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